気になる歯の症状

虫歯のリスクが高い親知らず

自由が丘 歯医者 親知らず
前から8番目の歯、親知らずは正式には第3大臼歯と言います。 顎の大きさによって、真っ直ぐ生えている方や横に生えている方や元々ない方それぞれいます。 親知らずは、歯ブラシが届きにくい為、虫歯のリスクが高いです。また、その手前の7番目の歯との間によく食べ物が挟まる場合、7番目の虫歯のリスクも上がります。 7番目の歯の後ろ側面が虫歯になってしまうと、通常よりも虫歯の治療が難しいのに加え、虫歯の再発率も高いです。

ブラッシングが困難な場合は、ブラシのヘッド部分が小さいワンタフトブラシを使用し、念入りに磨くか、フロス・歯間ブラシ等の補助的清掃道具を併用していただくと良いです。

また、親知らずの周りに汚れが溜まって痛みが出たり、歯茎が腫れることが頻発するようですと、抜歯を選択された方が良いです。お掃除もしやすくなりますし、清潔に保てます。

親知らずの抜歯は、どれくらい埋まっているか、どこに埋まっているか、神経と接しているかどうか等が、抜歯の難しさに関わってきますので、一度歯科医院でご相談ください。

【監修】歯科医師 岡田幹

九州歯科大学卒業
女性歯科医師ならではの視点で、歯科治療を行います